こうちゃんの Collection Room
このお部屋にはこうちゃんが、集めたもの、手作りしたもの、日々の記録などを紹介しま~す♪ 

SL公園に行ってきたよ

6/18、根来にあるSL公園に行って来ました。
↓詳しくはこちら
http://www.city.iwade.wakayama.jp/d51iwade/d51iwadetop.htm




以前にも行ったことがあるのですが、もう1年以上も前だし、なんせいちごは乗り物好き!
きっと、大きくなるまでに何回か来ることになると思います。

↓前にいった時の日記はこちら4/1の日記です
http://diary5.cgiboy.com/5/cheshirecat/index.cgi?y=2005&m=4




さて、ここSL公園といっても公園らしくなく、何故かとある会社の駐車場の一角にデ~~ンとSLが置かれているだけなんです(@0@)/
何故こんな所に??不思議です。




置かれているSLは『D51-930』
そう、あの「デゴイチ」の愛称で親しまれた蒸気機関車です。

入場料金は無料。
非常に開放的な展示形態で日曜日には当時の機関車整備士の方々がボランティアで車輌について説明してくれたりします。
現在では滅多にお目にかかれない蒸気機関車を来て!見て!触って!!楽しむ事ができます。

ただし、この車輌は“静態保存”という外観をできる限り修復しての保存形態ですので、実際には走行できません。


この日もいろいろと説明を聞いて、おかげで私は“にわかSLオタク”になってしまいました(^^;)





SL
すっごく大きなSLにいちごは大喜びしながらも、少々ビビリ気味。。
一定の距離からは近づこうとせずに、でも機関車の周りを前に後ろにと走り回ります。
私がだっこして近づこうとすると、大暴れ、そしてまたチョコッと離れたかと思うと
「こわくないよー」というのです←しっかり怖いんじゃん(>▽<)



SL公園01
運転席もとい、助手席に乗せてもらいました。
機関車の背が高いので、機関車内に乗り込むには高い脚立を登らなくてはいけません。
そういうのはいちごは平気なんだよね。
私の方が高所恐怖症で、登るのも降りるのも、めっちゃ怖かったです(><)

車内でもいろいろと説明を聞きました。
汽笛を鳴らさせてもらったりして、面白かったよ。



困ったのは、帰る時。
怖いくせに、気に入りまくってしまったいちごはなかなか帰ろうとしません。
1時間以上もうろうろした挙げ句、「お家でジュース飲もうね」という言葉にやっとこさ帰る気になったのでした。




『D51930』の詳しい説明は“続きを読む”をクリックしてね。












<現役時代の『D51930』>


D51930
このD51 930号は昭和18年の製造
同時期に製造されたD51は戦時型といって、部品に木材を使用したり、本来はカプセル型の蒸気ドームをかまぼこ型にして製造工程を省いたものが造られていたのですが、この930号機はオリジナルの形で製造されたそうです。

東海道本線、北陸本線、中央本線で走り、最後に紀勢本線(和歌山)で任務を終えました。
その後は海南市のみなと公園にあったのですが、部品をほとんど盗まれて一度は復元をあきらめる状況にあったようです。しかし、SLファンからの根強い保存の声がここまでの復元と保存を可能にしました。
今度こそ良い形で残ってほしいものです。







D51930-02
<「D51930」とは>
最初のアルファベットは動輪(動力を伝える大きな車輪の事)の数を現わします。
片側の動輪が2つなら“B”、3つなら“C”、ですから“D”は、大きな動輪が4つある機関車のことです。
次の二桁の数字は機関車の形式を表わします。
「タンク式」は「10」「11」「12」などの10番台
「テンダー式」は50番以上の数字です。
その後の数字は製造順番号です。

つまり「D51930」とは
“大きな動輪が4つあるテンダー式”で930番目につくられた機関車という事になります。

※「テンダー式」とは機関車の後ろに石炭と水を積んだ“炭水車(これをテンダーといいます)”を連結している機関車の事です。
水タンクが機関車本体に付いているものを「タンク式」といいます。


有名な「銀河鉄道999」や「トーマス」「ゴードン」などもこの“テンダー式”とのこと(^^)b





D51930-01
紀勢本線は勾配がきつく、トンネルも多いため集煙装置、重油併燃装置が付けられました。
上の写真の本来煙突がある部分に帽子のようにかぶさっているのが鷹取式集煙装置です。
煙突から吹き上がる煙を後ろへ流すことによって、機関士と機関助士のトンネル内での窒息を無くそうというものです。
その後ろにカプセル型の砂箱&蒸気ドーム、砂箱は文字どうり砂が入っていて、動輪が滑りそうなところで、レールの上に砂を落として、空転をふせいだのです。蒸気ドームの横に付いている黄金色のが汽笛で、その後ろに付いているのが重油タンクです。





D51930-03
右にあるレバーが通常のブレーキハンドル。
長大編成など加重がかかる時はこの下にある別のハンドルで操作するそうです。

左にある左右対称のが「加減弁」と「逆転機」を操作する加減弁ハンドル。
これを廻すことにより加減弁でシリンダーに送る蒸気の圧力と量を加減し、ニュートラルの位置から逆の方に廻すと後進する仕組みになっています。







D51930-07
火室(かしつ)=炭を入れるところです
火室に炭を入れて火を起し、ボイラーの中で水を温めて機関車が動き出すのに充分な蒸気を作り出せるようになるには5~6時間程度要したそうです。
一度火を落すと次に動かすまでに大変時間がかかってしまう為、通常、蒸気機関車は機関区(車庫)に戻っても火を落とさず、24時間石炭を入れて火が消えないように見守っていたそうです。(ヒョエー!!)

そして、火室やボイラー内を無火検査という作業を1ヶ月に一度程度されたんだそうです。
無火検査とは、火を完全に落として、ボイラーの水を捨てて、ボイラー内部の水垢を水圧で洗い流したり、火のある時には検査できない内部の清掃点検修繕を行う作業のことです。


今日説明して下さった方は機関助手をされていたのだそうです。
投炭がつらかったのと、給水のタイミングに気を使ったとおっしゃっていました。

以前きた時に聞いた事は‥‥
無火検査の火室清掃中に先輩の整備士に閉じ込められたらしい‥‥とのことで。
  ↑
恒例の新人イジメ??
火を落したといっても火室の中はアツアツで死ぬかと思ったって(><)オオ怖っ。







D51930-04
塗油機。これはフランジの部分に油を染ませてレールとの摩擦係数を低くする働きをもち、レールに乗り上げて脱線するのを防いでいます。





D51930-06
車輪滑り止めの砂出し口です。





D51930-05
テンダー下に取り付けられたATS装置。
この時代にもう『ATS』があったなんて驚きです(@0@)。当時フランスからこの技術を取り入れたのは和歌山県打田町出身の人だそうです。ホー!






<<<<<  D51930の豆知識  >>>>>

★蒸気機関車D51-930の最高速度は?
約80~90km/hくらい。

★D51-930を実際に走らせる事は可能ですか?
静態保存された時期が長いので、内部がボロボロ。復活には、かなりの分解整備作業が必要らしいです。

★現代でも蒸気機関車を定期的に運行する事は可能ですか?
石炭を燃やす以上、公害の問題があるので難しいし、運行には多大な人員と設備が必要…とのことです。

★電気はどうしているのか?
機関内部にジェネレーター(発電機)があります。

★動輪の大きさは?
直径140センチです。

★ボイラーに入る水の量は?
7.4立方メートル(ドラム缶34本分)です。










さ、これであなたもSL通だ!(笑)
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Comment

私だってこんなの身近に見て触ったらワクワクですよ、イチゴ君は幸せだ!
2006.06.20 09:17 | URL | Kanchan #- [edit]
いちご君、恐いだなんて・・・可愛いねぇ(笑)
うちの子も鉄道おたくなんです。
こんな場所へ連れて行ったら帰らないだろうなぁ・・・
2006.06.20 10:05 | URL | みゅじにー #- [edit]
乗り物好きな男の子は将来有望だぁ、おじさんが鍛えてあげよう(笑)

蒸気機関車の運転席は左側ですよー(笑)
残念ながらいちご君の座っているのは機関助手の席です。

ちょっとばかり薀蓄を・・・

鷹取型集煙器は、鷹取工場で開発された集煙器で、記事にあるように乗務員のためもありますが、山間部を走行する路線での沿線火災防止(けっこう排煙の中には火の粉が飛んできます)もあるんだよ。

静態保存者の復活運転についてですが、鉄道車両には、車の車検と同じような仕組みがあり、いったん廃車(除籍)になったものを再び営業運転させるまでには結構面倒な手続きが必要です。車籍が復活したとしても定期検査を請けなければならず、現在のJRの設備では分解整備の出来る施設も少なくなっており難しい状況です。

とはいえ、人間が作り出した機械の中でも一番人間くさい蒸気機関車は後世に残してあげたいですね。
2006.06.20 10:16 | URL | eatman #- [edit]
うちの旦那は高校に通学するのにSL通学だったそうな・・・石炭をくべさせてもらった事もあるんだって・・・一体いつの時代の人だろう・・・20歳くらい年齢をごまかしてるんじゃないかと思うことがあるよ。
2006.06.20 10:17 | URL | ひよこ #sH1zSBoU [edit]
薀蓄の追加

ATSは当然ながら後付のものです。

電車ではありませんので、ATSの制御によってブレーキは自動ではかかりません。乗務員に警告する装置です。

また、晩年は電化路線での共用が多かったため前哨灯(ヘッドライト)周りなどの高いところに「架線注意」の注意板が取り付けられています。

さらに、この930号機のように、デフ板(ボイラー横の左右の板)に切り欠き穴のあるものを「門デフ」といいます。門司鉄道管理局(九州)での改造がオリジナルで、転回設備が少ない九州地区で、後ろ向きに機関車を走らせる際の後方確保を目的とした形なんですよ。
2006.06.20 14:26 | URL | eatman #- [edit]
<KANさん>
近くに(無料で)乗せてもらえるSLがあるんだもの、行かなきゃ損だよねー!!
KANさんも見にくる??根来寺から近いよ!



<みゅじにーさん>
触ってみたいけど、ちょっと怖い~~。。って感じでした(^▽^)
みゅじにーさんと子も大好きなんですね。男の子はみんな好きだよね、私だって面白かったモノ。


<EATMANさん>
さっすがー(@0@)。
ふむふむ、なるほど~~。
あ、運転席は左なのね。そう言えば今の電車も左側よねー。ありがとうございます、書き換えました。
他にも鷹取型集煙器のことや、ATSのことも、詳しく教えてくださってありがとうございました。
まだまだ、が深そうですねー。
いちごがこのまま電車好きで育ったら、そのうちEATMANさんに弟子入りさせますのでヨロシク~!!



<ひよこちゃん>
えええ??そ、それはすごい。
蒸気機関車で通ったというのもすごいけど、石炭までくべたなんて、なんだか風情があっていいですねー。鉄道マニアが聞いたら泣いて喜びそうですが、今なら一般客にさせるなんて不謹慎な!とお叱りを受けそうです……。
それにしても、一体いつの時代??(^m^)

2006.06.20 16:50 | URL | こうちゃん #mQop/nM. [edit]
でしょ。しかも時間に遅れても待っていてくれたりしたらしいよ。
今のJRだと考えられないでしょ。

九州って50年くらい時代の流れが遅れてるみたいよ。
2006.06.23 10:16 | URL | ひよこ #- [edit]

<ひよこちゃん>
あのー、私も和歌山線の最終に遅れそうというか、もう動き始めてた汽車(その頃まだディーゼル車だったの~電車とは言わないらしい)が、わざわざ、止まってバックまでして乗せてくれた事がありました。
さすがに最終列車に乗り遅れるのは可哀想だと思ってくれたのだろうと。。。

和歌山も結構遅れてるのだった(><)

2006.06.24 17:02 | URL | こうちゃん #mQop/nM. [edit]

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