こうちゃんの Collection Room
このお部屋にはこうちゃんが、集めたもの、手作りしたもの、日々の記録などを紹介しま~す♪ 

特撮博物館(筑波研修ついで)

「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」
場所は東京都現代美術館
会期は2012年7月10日(火)~10月8日(月・祝)。観覧料は大人当日1,400円

概要はコチラ→「特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」




特撮もの大好きな方には涎モノです。
ウチの義弟とか、まーぶさんとか、ひよこちゃんのダンナさんとか
ホクホクしちゃうんじゃないでしょうかー(^艸^)


↓館内の看板です
2012.07.21-東京都現代美術館05


『新世紀エヴァンゲリオン』の監督で知られる庵野秀明が「館長」となって特撮の博物館を立ち上げたというコンセプトで展示は構成されています。そして、企画制作協力にスタジオジブリ、三鷹の森ジブリ美術館、特別協力には東宝や円谷プロダクションといった特撮ファンならずとも心躍るスタッフによる展示となっています。

デジタル技術の発展と共に破棄・散逸されつつある数々の映画・TVで活躍したミニチュアやデザイン画など約500点を一堂に集めて展示。

企画・庵野秀明、監督・樋口真嗣によるスタジオジブリ最新特撮短編映画「巨神兵東京に現わる」も初公開されています。





さて、会場に入ったら「音声ガイド」の受付がありました。
2012.07.21-東京都現代美術館12
いつもはあまり音声ガイドを聞かないのですが、今回は詳しい説明付の方が絶対面白いだろうと思って借りました。コレ、大正解!!
ナレーションは『新世紀エヴァンゲリオン』で冬月コウゾウ役を
演じた清川元夢氏
なかなか、しっくりきて良い感じでした。
そして、一部の解説には作品の主題歌や効果音が入っていたり、
ベテラン特撮マンへのインタビューが収録されていたり、
裏話も満載でワクワクものです
しかも解説の総数は実に70本!!ってすっごく多い
これで500円なら安いモノです。



2012.07.21-東京都現代美術館06-1
この音声ガイド1本が1分だとしても、全部聞くだけで
70分かかるという計算。。
どうしても時間がない方は仕方ないですが、時間を掛けて
じっくり見に来られたのなら、この音声ガイドは必須です!






さて、いよいよ「特撮博物館」の内容です。
2012.07.21-東京都現代美術館13
↑館内マップです
1Fの入り口から半時計回りに回ります。
 初めに「挨拶」がありこの展覧会の趣旨が説明されています。
 ここに副館長と云う設定の樋口真嗣氏が書いた
 フリーペーパーがありました。



2012.07.21-東京都現代美術館14
  ミニチュアを用いた特撮に関する基礎知識をイラスト付で
  説明してあり、特撮になじみのない人にもわかりやすい
  ガイドになっているので、これも、必ず貰っておきましょう!


ちなみに展示品のキャプションの横には館長 庵野さんのコメントが
貼ってあって、読むと彼の特撮好きがひしひしと伝わってきます。
同じ特撮好きの方なら、これを読んで「うんうん、そうそう」と
共感される事間違いないでしょうね。
このコメントも是非時間のある方はじっくり読まれたら良いと
思います。




音声ガイドの表にもありますが、展示はテーマごとに別れています。


★人造 原点1★
ここには往年の東宝特撮を中心に、宇宙船や超兵器などが集め
られています。
『海底軍艦』と『惑星大戦争』の轟天号、73年版『日本沈没』の
「わだつみ」、『メカゴジラの逆襲』で使われたオリジナルの
ヌイグルミなどが目を引きます。

また壁面には、それぞれの作品に関するポスターや設定画などが
展示されているのも良かったです。
特に面白かったのが、東宝特撮映画の劇中で使われた架空の新聞! 
ドゴラによる被害やムー帝国の攻撃、Pー1号の地球帰還、
モスラの卵の漂着!なんていうのが一面を飾っています。
細かいところまで実によく出来ているんですよ。
新聞の下1/3のコマーシャル部分なんて、その当時の本物を
使っています(使う事でスポンサーになってもらってたんでしょうね?。)
手に取って隅々まで読みたかったです。。

 


コーナーの最後には、庵野館長が「愛してやまない」と云う
円谷SF特撮『マイティジャック』の「マイティ号」の
巨大な復元模型(9尺モデル)が置かれていました。
そしてやはり壁面を飾るのは、タミヤのプラモデルの
パッケージイラストなどで有名な小松崎茂氏
円谷プロで美術監督でウルトラマンのデザインを手掛けた
成田亨氏によるイメージ画の数々です!
この作品を前にして、音声ガイドが!!
マイティジャックのテーマ曲が流れ、清川元夢の渋い声で
OPナレーションが〜〜。。
私はマイティジャックはさほど詳しくないのですが、
これには感動しました。




のっけから、この濃さ、、この先何が出るのやら









★超人 原点2★
ウルトラマンを中心とした超人ヒーローたちに関する展示です。
成田亨氏やこの時期、特撮美術チーフデザイナーだった池谷仙克氏
デザイン画に、ウルトラマン模型、そしてウルトラマン、セブン、
80のマスク。

その他にも地球防衛チームが使用したメカの数々も展示していました。
模型好きの方はこちらの方が「目が」になっちゃいそうですね。

えっと、ジェットビートル、ウルトラホーク1号、マットアロー1号・2号、マットジャイロ、タックアロー、
コンドル1号にラビットパンダ…などなど。。
特にウルトラマンタロウで出てきた巨大戦闘機「スカイホエール」は
圧巻でした。
面白かったのは、撮影用に色々な縮尺のモデルがある事。
M Jもそうですが、アップした時の為に部分だけ作ってあるのも
置いていました。



その先には、特撮ヒーローのマスクが並んでいました。
流星人間ゾーン、トリプルファイター、ジャンボーグA、
変身忍者嵐、スペクトルマン、シルバー仮面、
アイアンキング、サンダーマスク、ザボーガー…。
あ、知らないのもいっぱいある〜(^^;)。


残念ながら、全てが保存されていた訳ではなく、廃棄されて
しまったもの、紛失してしまったものもあり
庵野さんもコメントカードで「見つからなかったのがとても残念だ」と
書かれていました。








★力★
こちらは特撮映画等の劇中で破壊される前や、破壊された後のミニチュアを展示していました。
ドールハウス好きの私には、これが一番涎モノ〜

平成ガメラで使われたセットの他
06年版『日本沈没』の民家や、無残に崩壊した国会議事堂が〜。。
リアルな電柱などの模型が置かれた上には、『沈まぬ太陽』の巨大な旅客機が吊られていました。
「ミニチュアで見る昭和」といった感じです。

でも点数はさほど多くなく、通路に数点おかれていただけ。
やはり、使い捨て、もしくは使い回し?の小道具扱いなんでしょうか?






その先に暗室がありました。そうそう、コレコレ!!
★特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』★
今回の特撮博物館のために制作された、9分3秒の特撮短編映画です。
ミニチュアと合成だけで、特殊効果については「CG一切なし」で制作されています。
モノローグ形式のナレーションを務めるのは、
綾波レイの声優林原めぐみさんです。

映像については、「すごい、ホントにCG無しなの?」と思える程
精巧な作り。
冒頭は東京の見事な俯瞰映像から始まるのですが、すっごいリアル。
実はミニチュアなんて思えません。
そのミニチュアが巨神兵のビームでビルが吹っ飛び、東京が壊滅
してゆきます。
ああ、もったいない(><)。。
  じゃない
ああ、「すごい迫力!」

見終わって「『デビルマン』のラストシーン」みたい、と呟いてる
人がいました。
なるほど、ちょっと似てるかも!










★軌跡★
 映画を見終わった後、隣の部屋で『巨神兵東京に現わる』ができるまでの「軌跡」が展示されていました。

庵野さんが『風の谷のナウシカ』で描いた巨神兵の原画と『巨神兵東京に現わる』のラフコンテ、樋口監督による詳細な絵コンテ、さらに前田真宏氏による巨神兵デザインとイメージ画など。
そして竹谷隆之氏による巨神兵のプロトモデルが展示されていました。





この後は、地下の展示室へ移動します。
途中に渡り廊下の様な通路があり、地下の天上が吹き抜けになっていて
地下展示が覗ける様になっています。
え?そうなの?そうくるの??
ヤバいです、とってもヤバいです。。

基本、逆戻りは出来ない事になっているのでもう一階にはもどれません。
もう1Fに心残りはないですか?
では、エレベーターで地下へと降りましょう。










★特殊美術係倉庫★
東宝の特撮倉庫を模した展示室。
2012.07.21-東京都現代美術館06-3
面白い、面白い!!
ホントの倉庫みたいです。
倉庫の入り口に大きく「整理整頓」って貼ってあるのが笑えました。
特撮ものの倉庫見学ツアーに来たらきっとこんな感じ!(^^)b
とにかく持って来れる資料は全て持ってきたという感じで、戦車や電車、潜水艦にヘリコプター。
どれもこれも、よく出来ていて、ここだけでもすっごく時間掛かりそう。
普通の倉庫風の展示なので、思わず触ってみたくなります。イケナイ、イケナイ(ーー;)
さらにゴジラの頭部や脚部からキングギドラのヌイグルミまでが展示されています。
これ、ヌイグルミなの?って云うぐらい重厚で
見る人見る人「これ着て動けるのか?」「ぬいぐるみ役者スゲー」といって通っていきました。
中には『ローレライ』で海洋堂が作った超特大の伊507といった大物もありました。










ここらあたりで、すでに2時間強経過
まだまだありますが、次の予定への時間があります。
そろそろピッチをあげなくては‥‥。。
★特撮の父 円谷英二★
円谷英二が使っていたサイン入り台本や撮影用カメラなどを展示。
また、『ゴジラ』で登場した最終兵器「オキシジェン・デストロイヤー」のオリジナルも飾られています。










★技★
美術監督やデザイナーの仕事、さらに造形師や加工技術者たちの技を紹介するコーナー。
東宝特殊美術課の造形技師・小林知巳氏が、平成ゴジラの原型を作った工房も再現されていました。











★研究★
ここで見逃せないのは『巨神兵東京に現わる』の制作現場を撮影した約15分の記録映像、いわゆるメイキングです。
へえぇ 巨神兵ってこうやって動かしてたのね!
本編でCGじゃないの?って思えた特殊効果が「アナログな特撮技術」でありました。
ビルの崩れ方も、これまでの映画にはなかったテクニックを使っているのだそうです。
伝統的な技術と斬新なアイデアを融合させた映像表現の追求には、ある意味で本編以上に驚かされました。
「特撮」というのはアイデアセンスと工夫だというのがよく分かります。
撮影に使用された巨神兵の本体とキノコ雲も、ここで見られます。
ここには、「モノづくりの魂」が、今も生き続けていることが証明されています。

そしてミニチュアワーク↓
2012.07.21-東京都現代美術館07
遠近感に工夫があります!
撮影OK!でしたので、みんな並んで撮っていました。






さらにへやの内側から撮ると‥
2012.07.21-東京都現代美術館08
うっわー、たまりませんね〜(^^)ホクホク♪






こんな風に写すと、まさに本物!
2012.07.21-東京都現代美術館09












★感謝 原点3★

庵野館長からの謝辞と、特撮への思いが掲示されています。





このあと最終の★特撮スタジオ★があるのですが
記事が長くなってきたので、今回はこのへんで!



次回もお楽しみに♪









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Comment

こんにちは。
これはたまらん・・・
ミニチュア凄いですね!
最後の写真だけ見たらまさに本物。
CGとは違うアナログ感がまた良いですね(笑)
2012.08.18 18:05 | URL | まーぶ #Z2PsPELM [edit]
これはすごい
しばらくやってそうだし是非出かけたいなあ
アニメーションからSF特撮へ
スーパージェッターからマイティージャック
まさしく私の時代ですねえ
それにしてもこうちゃんの力の入り方にも
拍手!
2012.08.29 02:20 | URL | sezon #- [edit]
コメント後ろの記事を先に読んじゃってそこに入れたのですけど、当たりです。
エヴァはあまり興味がないですけどウルトラマンとかゴジラは大興奮するでしょう。
そちらに興味がない私もミニチュアとか楽しめそう。
いいなぁ
2012.09.13 11:03 | URL | ひよこ #sH1zSBoU [edit]
お久しぶり
庵野さん、頑張ってますよね。。。

庵野さんといえばエバンゲリオンかもしれませんが、
私的にはやっぱり巨神兵。

是非、現物、みたいものです。。
Re: タイトルなし
<まーぶさん>
私たちの世代は「コレでなくっちゃ!」って感じです。
ほんとたまらん!
2012.10.06 23:34 | URL | こうちゃん #- [edit]
Re: タイトルなし
<SEZONさん>
すごいでしょう、行きたくなったでしょう〜。
私の力の入れ方も凄いかもしれませんが、アチコチで見掛ける記事も凄いですよ〜。。
2012.10.06 23:39 | URL | こうちゃん #- [edit]
Re: タイトルなし
<ひよこちゃん>
せめて関西方面にも来てくれたらねぇ。。
一緒に行こうって言えるんだけど。
でもこんだけのブツを運べないだろうなぁ‥‥。
2012.10.06 23:48 | URL | こうちゃん #- [edit]
Re: お久しぶり
<mさとさん>
観に行かれましたか?
もうすぐ終わりですよ。。
何でも来場25万人を突破したらしいです。。
ヒョエー。。
2012.10.06 23:51 | URL | こうちゃん #- [edit]

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